Jiccho story
『Jiccho hair』が建つ場所は、もともと先代である祖父母の農地でした。
子供の頃から、日の出と共に畑仕事をしている祖父母の姿をずっと見てきた場所です。
仕事と子育ての両立に息詰まり、「ここで美容室をやる!」
父にそう伝えた日から開業に向けて動き始めました。
スーパーマンのように無敵で頼りになるかっこいい祖父と、
仏のように優しくて、いつも私たちの事を気にかけてくれた祖母。
私達三姉妹は、そんな祖父母が大好きでした。
なぜか祖父母は、近所の方たちから「十町(じゅっちょう)さん」と呼ばれていて、
私も子供の頃は「十町さん家の子かい?」とよく声をかけられました。
当時はなぜ十町さんと呼ばれるのかわかりませんでしたが、
大人になってからその呼び名は「屋号」だったという事を知りました。
近隣には『じゅっちょうばし』や『じゅっちょう稲荷』があり、
その呼び名が、古くから地元に根付いている事にも気がつきました。
そんな特別なこの場所で、
地元に根付き、地域の方たちから親しまれ、愛された祖父母のような存在の美容室を作りたい!
そんな思いを込めて『Jiccho
hair(ジッチョーヘアー)』と名づけました。
そもそも、私が美容師になろうと思ったのは中学生の時。
ある日の母の「3人女の子がいるから誰か美容師になって欲しいな〜」
という言葉に、軽い気持ちで手を挙げた所から始まりました。
子どもの頃の自分を思い返すと、リカちゃん人形の髪をショートカットにしてみたりと、
幼い頃から美容師になる片鱗はあったのかもしれません。
高校卒業後、美容専門学校へ進み、2007年に恵比寿にあるヘアサロン『tricycle』へ入社しました。
美容に厳しいオーナーの下で修行を積み、3年でスタイリストデビュー。
美容師のアシスタントは、精神的にも体力的にも大変な事が多いですが、
それを乗り越えてオーナーの下で続けた事は、
私の美容師人生の財産だと思っています。
その後、約20年間在籍したのですが、
「髪は身体の一部。出来るだけ負担をかけない」
「余計な施術はしない」
「重力と骨格に合わせたカット」
「お客様のライフスタイルに寄り添い長いお付き合いを」
というオーナーの考えが、私に合っていたのだと思います。
もちろん「Jiccho
hair」でもとても大切にしている考え方です。
まだまだ子どもに手がかかり、
日曜定休、そして閉店時間も早く、ご不便をおかけすることもあるかと思いますが、
これからも今まで通り、一人ひとりのお客様に真摯に向き合っていきたいと思っています。
「お客様のライフスタイルに寄り添い、長いお付き合いを」
ご来店を心よりお待ちしています。
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